オートマッチックシステム

オートマッチックシステム/山本浩二/早稲田セミナー雑感

 私が平成24年度試験においてメインテキストとした早稲田セミナーの「オートマチックシステム」についての感想です。
 なお、本書を用いて独学をした平成24年度の私のような独学者の視点からの記事になりますのでご了承ください。というのは、本書はTACの山本氏の講座において、テキストとして使用されているようですが、予備校の講義においては、テキスト+@の説明があると思われ、本書に記載された事項のみしか手に入らない独学者と、予備校生では本書に対する捉え方が若干異なると思われるからです。
 本書は、おそらく、日本で一番売れている司法書士参考書と思われます。多くの書店において、司法書士のコーナーには本書が置いてあります。全く法律を勉強したことがない受験生であっても、分かりやすい説明により、司法書士受験に必要な知識の大枠を理解することが可能なため、多くの初学者が本書を手に取るのでしょう。

オートマ画像

 

 実際、私が司法書士の勉強を始めた当初は、宅建レベルの法律知識しかありませんでした。そうした私でさえも、本書で勉強を進めることによって、司法書士試験に必要な最低限の知識を習得することができました。

 本書の「分かりやすさ」とは、具体的には以下の点が挙げられます。
1)理解をすることを目的としたテキスト構成
2)一般常識・慣習に即した分かりやすい説明
3)各種定理の掲載
 通常のテキストであれば、例えば「民法」であれば、第一節の「権利能力」の項の説明から、若干の前後はしますが、順に条文毎の説明がされていることが一般的と思われます。
 本書においては、これとは異なり、条文番号に拘らずに、筆者が考える、受験生が理解する上で必要なことが順に説明される構成となっています。
 具体的には、本書の「民法」では、まず「物権」と「債権」について説明がなされます。初学者にとっては、私もそうでしたが「物権」と言われてもピンとこないことが通常です。しかし、「民法」において「物権とはなんなのか」、つまり「物権とは排他的支配権である」ということについてしっかりとした理解を持って勉強を進めることと、「物権」について理解をせずに、勉強を進めるのではその後の理解に影響が生じます。
 また、法律の初学者で良くあると思われるのが、法律によって全てが説明できると誤解をする点が挙げられます。法律は決して万能ではないことは、法律を勉強した人ならご存知の通りですが、初学者の場合は、全ての知識を白か黒で理解をしようとするあまり、反対に混乱してしまうこともあります。本書においては、この点についても、一見すると「屁理屈」に思えるような判例であっても、裁判官の立場からの説明により、初学者が理解しやすい説明がなされています。
 次に、本書の特徴として、一般的な物の考え方に沿った分かりやすい説明がされているという点があります。こちらも「民法」において特に顕著ですが、通常のテキストであれば、冒頭で箇条書きによってまず覚えるべき論点が示されます。そして、箇条書きされた各論点について、説明がされていく形式が一般的です。
 本書においては、こうした形式とは異なり、民法では「日常生活であり得そうな事例」を提示し、その事例をもとに解説を行う記載となっています。箇条書きによる個別論点や条文引用ももちろんありますが、説明文章の中ほどに記載があるのが通常です。あくまでも具体的な事例を通して理解しようと努めることにより、冒頭で箇条書きで論点が提示されるよりも、事例全体を通して記憶が補完されるため、より容易に理解及び記憶ができる構成となっています。

 また、本書には、多くの「定理」が掲載されています。定理とは「それを覚えてさえいれば難しい知識なしに解答を導き出せるもの」のことです。
 例えば、私がいまでも覚えてる「定理」の一つに、「不動産登記法」記載の「抹消登記は常に主登記」という「定理」があります。この定理を覚えていれば解ける問題も存在するため非常に有用な「定理」です。通常のテキスト等においては、あまりこのような「定理」は記載がなく、項目ごとに、例えば「所有権の抹消登記は主登記に記録される」、「抵当権の抹消登記は主登記に記録される」というように、個別にあっさりと説明がされていることが多いと思われますが、これだとそもそもこの「定理」に気が付かずに個別事例毎に検討を要することも否定できません。

 上記のような特徴によって、多くの初学者に非常に有用である本書ですが、欠点がないわけではありません。
 長所でもある分かりやすさが、結果的に本試験で必要な知識の習得を阻害することになってしまう可能性があるのです。つまり、名前の通りオートマチックに記憶することを目的としているため、本来あえて「意識的に」覚えるべき論点がぼやけてしまう場合があります。択一試験の勉強法で説明したように、論点の中にはその構成要件を確実に把握すべきものがありますが、「無意識」に記憶することが、それを阻害してしまうことがありえます。

 もちろん本書においても試験に必要な論点の記載はされています。例えば法定追認であれば6つの事由は記載があり、要件についても条文から引用されています。しかし、あくまでもオートマッチックに記憶することを狙いとしているため、論点が項目毎の冒頭に明示されているわけではなく、論点を拾い上げるのが難しく、記憶に特化した作業、つまり「読込み」をする際に、むしろこのような記載が足枷になってしまう傾向があります。また、そもそもこのように論点を全て拾い上げて記憶するという作業は、オートマチック性を謳った本書の利用法とは異なったものともいえますし、独学の初学者にとってこのように論点を拾い上げることは難しいと考えます。
 司法書士試験に合格するためには、①試験本番に記憶をピークに持ってくること、そのためには、②直近でのテキストの反復読込みをすべきこと、③直近の短期間の読込みは直近時までに何度も何度もテキストを読み込んで初めて可能となる、と当ブログで記事にしてきました。
参考記事:通期スケジュール 全般的な勉強方法
 あくまでも、これは私が合格するために必要と考えていることに過ぎないため、こうした方法を取らない方には当てはまりませんが、当ブログのような勉強法をする場合、オートマチックは最適ではありません。
 本書が最も効果を発揮するのは、司法書士試験の勉強を始めたばかりの法律知識のない初学者です。もし、私が全くの初学者の方に、お勧めの書籍や予備校を問われた場合、本書を勧めます。実際に、本書によって、私も初年度に随分理解を助けられたのは事実です。既に予備校を考えられている方に対しても、予備校の初学者用講座は受講したことがないので分からない部分もあるのですが、その講座の内容によっては、むしろ本書の方を勧めるかもしれません。それほど初学者には効果的な書籍です(ただし、オートマチックに記憶する本書と、予備校の講義は異なる部分があるため、オートマチック⇒予備校という経緯を取った場合に、適応に若干の苦労が生じる場合があります。私が実際そうでした)

 しかし、既に何度か試験を経験している中上級者の方には、必ずしも本書を勧めるとは限りません。これは、本書がそうした方に有用ではないと言っているのではありません。中上級者は、既に基礎的な知識を持っています。例えば、択一で基準点に満たなかったとしても、記憶が足りなかったからであり、論点が理解できなかった訳ではないと思われるため、そうした方にとっては、本書のように分かりやすく説明がされている書籍よりも、論点を明確に記載している書籍を読み込む方が有効だと考えるからです。
 また、私には、本書の知識の量に若干の不足があるようにも思えることも事実です。おそらく予備校の講義や、私は使用していませんが、上位版のプレミアム等により補完する構成となっているのかもしれません。

 もし私と同様にテキストの論点を明確に完全暗記しようとする方がいるのであれば、そうした方に対しては私は本書をお勧め致しませんが、それでも「オートマチックシリーズ」は難解と言われている司法書士試験の扉を多くの方に開いた点で画期的な書籍と思います。
 当り前ですが、ある程度知識のある人に教えるのと、全くの初学者に教えるのでは後者の方が苦労を要するのは当然です。その意味でも、数ある司法書士関連書籍の中においても、最も有用な書籍の一つといえるのは間違いありません。

にほんブログ村 資格ブログ 司法書士試験へ
にほんブログ村

オートマッチックシステム” に対して15件のコメントがあります。

  1. アチ より:

    返信遅れてすみません、そうですね午後択一はベテランの受験生ほど点取る傾向にあるので記憶の管理を徹底したいと思います。特に2週間程度空けると記憶が飛んでしまうのは書式集の読み込みで痛感しました。
    私も、オートマ持ってます。確かに分かりやすいけど、読み込みには不向きかもしれないので、入門書から上級講座テキストの読み込みで足りるかもしれませんね。
    私は、オートマプレミアムを読み込んでる途中なんですが(今のところ午後択一に強い印象)、民法の範囲は物足りない印象です。
    民法は、今年から始まったレックの横断整理講座か、ダメなら判例六法で補うつもりです。
    実際出来るなら、出題範囲の予想を広げるよりも、六法から出題不可な部分を除いた方が簡単かもしれません。
    いずれにしろ、主さんのアドバイスをヒントにして、固めて記憶を管理出来るよう頑張ります。

  2. @40 より:

    ご丁寧にご返信ありがとうございます。
    ある意味試験は資格に限らず、自分が信じる道を進めば合格するというのが私の持論です。
    経験上、勉強法に不安があるまま進めば結果は良くなく、反対に自分が合格する上でのベストを尽くせば結果が付いてきました。
    アチさんが、LEC横断整理や判例六法を用いて試験を目指すと決められたなら、きっとそれが最善の方法なのだと思います。
    頑張ってください!

  3. アチ より:

    まさに今年は午後の択一で悩み続け付けた結果、悲惨な出来でした。守備範囲をあらかじめ決めるなどの大きな視点から臨まないと付け焼き刃に終わってしまうかもしれません。
    自己責任で良い報告ご出来るよう頑張ります!
    今年度の合格者ブログでは勉強法を書いている方が少ないので、こちらのブログは非常に参考になります。これからも迷える受験生のために有益な情報をお願い致します!

  4. @40 より:

    お役に立っているのであれば嬉しいです!
    あまり瑣末なことを記事にしても、「どうかなぁ」と思う部分もあって、最近は正直ペースが落ちてきた部分もあります。
    またご質問等があればお気軽にしてください。

  5. つるかめ より:

    初めてコメントいたします。
    ブログを最近見つけました。
    相談したいことがあります。
    見ず知らずの人間への相談ごとなので、仮に返信がなくてもそれはそれで仕方のない事と私は承知しております。
    もし、気が向いたらで結構ですので、下記の相談へのお考えをお聞かせいただけたら嬉しいです。
    私は、今年の本試験に向けてTACのデュープロセスを使用しての20か月合格コースを受講しました。結果として本当に恥ずかしいのですが、午前はたったの19点、午後は24点でした。初学者からのスタートでした。
    このコースの授業は、講師の気合入れのタイミングや授業のテンポが良く最初は楽しく受講していたのですが、制度趣旨や具体例に乏しく、「合格したければ覚えなさい。」的な要素が強いこともあり、中高年(40代)の初学者にとっては厳しかったです。ある程度暗記で乗り切りやすい午後科目は兎も角、民法を中心とする午前科目は壊滅状態になってしまいました。
    そこで、2年目の今年は色々悩みましたが、LECの実践力パワーアップ講座を受講しています。
    担当する根本講師は制度趣旨や具体例も説明して下さるので、初年度より理解や知識は深まったと思います。しかし、このコースは中上級なので、やはり初歩的な説明は省かれています。
    午後科目(不動産登記法)は、基準点に近かったこともあり、この講座に満足しています。しかし午前科目については、さらに根本的な理解が必要だと感じて、最近オートマを読み始めました。
    この本は、今の私にとっては良い本だと思います。おっしゃる通り本当の初学者が読むとポイントがわかりにくいのでしょうが、一応2年目と言うこともあり、読んでいて「ここはポイントだわ。」とわかります。
    今のところ、民法については年内は過去問や実践力パワーアップ講座のテキストを封印し、オートマを読んで基礎力をつけ、年明けの答練から実践力のテキストに少しずつシフトしていこうかと考えています。
    ただ、テキストは一つに絞った方が良いのかなとも思っています。
    基礎力不足ですが、家族のためにも受験を長引かせたくないと思っています。
    ブログ主さんは、私の様に一年目に午前科目(具体的には民法と会社法が苦手です。刑法、憲法は割に得意です。)の基礎力養成に失敗した人間は、オートマに今年は掛けた方が良いのか、やはり講座を受講しているのだから実践力のテキスト一本で行くべきか、今の私の様に最初はオートマ、年明けは様子を見ながら実践力に切り替えて行くと言う方針で良いのかについて意見をお聞かせいただければと思います。
    本当に初めてで図々しいのですが、宜しくお願いいたします。
    まとまりのない長文で失礼しました。

  6. @40 より:

    >つるかめさん
    こんばんは、コメントありがとうございます。
    このブログは、私の考えを参考にしてもらう方がいればと考えて開設したため、コメントを頂くのはむしろ嬉しく思っていますので、お気軽にコメントを頂ければ結構ですよ!
    できれば、ブログに書いた通りに、テキストは一つに絞って理解・記憶するのがベストとは思いますが、まず理解することを最優先とし、年内においては、オートマ等の他の書籍を使用することもありだと思います。
    むしろ、記憶するにしても、理解していることが前提なので、他の書籍を使用して理解できるのであれば、そうすべきと考えます。理解せずに記憶しても意味がないためです。
    ただ、年内オートマ、年明け実践力という方法よりも、可能であるならばメインは実践力を用い、分からない部分のみをオートマ等で補完することをお勧めします。
    ①記憶を本試験でピークに持ってくる
    ②そのためには、直近2週間でテキストを何度か繰返し読む
    ③直近短期間でのテキストの反復読込みは、それ以前に何度もテキストを読み込んで可能となる
    ④また、テキスト記載の論点は完全暗記すべき
    上記は、このブログで私が述べた勉強の要旨ですが、長いようで短い本試験までの時間を考えた場合に、できるだけ早いうちから一つに絞った方がよく、オートマのみを用いると、年明けからの実践力テキストを用いた記憶作業が全くの白紙からということにもなりかねないことが理由です。
    また、そもそも実践力を用いずオートマのみで勉強することについてですが、民法がどうしても実践力テキストでは理解できず、オートマで理解できるのであれば、オートマを使用するしかないと思います。しかし、その場合であっても、理解できた時点でオートマをやめ、実践力のテキストを用いた方がいいように思います。何故なら、ブログ上で書いた通り、オートマは若干情報量に不足があるように思えるからです。また、論点を記憶するためには、繰返しテキストを読む必要がありますが、オートマは若干読込みには不向きと感じるかからでもあります。
    ただ、あくまでも私個人の意見なため、つるかめさんが、オートマを読込み、論点を記憶できるのであれば問題ありません。
    どうしても私自身の経験に基づいてしまうため、偉そうな返答となってしまったように思えますがご容赦ください。
    ご参考になるか分かりませんが宜しくお願いします。

  7. つるかめ より:

    アドバイス、ありがとうございます。
    見ず知らずの私の為に時間を割いていただき、感謝しております。
    現在は、実践力パワーアップ講座(不動産登記法受講中)の受講と復習(過去問を含む)を中心にしているため、民法に充てられる時間は1日30分から多くても1時間が限度と言う状況です。オートマは最近読みだしたので、現在はまだ基礎編です。
    総則編について今日、目次を見ながら実践力のテキストと比較してみました。私にとってわかりやすいのはオートマですが、確かに情報量の少なさは感じました。
    年内は基礎編はオートマオンリーで読み進め、総則編以降は実践力のテキストと併用して行こうかなと思っています。
    更に教えて頂ければありがたいのですが、実践力のテキストの通読は、どんな感じでされましたでしょうか?暗記をしながらじっくり読み進めてから高速回転にしたのか、早い時期から高速回転で、回数を増やすことで記憶に繋げて行ったのかなど、教えて頂ければ参考にしたいと思います。
    図々しいのですが、宜しくお願いいたします。
    現在は、講師の勧め通り受講後最初の通読は、じっくりと知らない論点や忘れている論点に線を引きながら暗記、理解をし、その後過去問、それが終わったら最初の通読の際に引いた線の部分だけを通読と言う感じで勉強しています。
    最初の通読に時間を掛け過ぎている状況です。
    急に寒くなりました。どうぞご自愛ください。

  8. @40 より:

    読込みについては、科目によって分けていました。
    民法、不登法については、テキストのみの読込み、それ以外の科目については、何度か読込んだ後、このままでは記憶できないと思い、http://sihoushosi-goukaku.seesaa.net/article/376584380.html掲載の画像の通り、論点を全て書き出して覚えました。
    民法、不登法については、テキストだけでも記憶できると思ったため、そのような方法は取っておりません。また民法は手続法ではないため、論点を箇条書きするよりも、テキストによって覚えた方が効果が高いことも理由です。
    テキストの読込みスピードですが、この時期であれば一日1冊読めれば良い方だと思います。
    それでも、6日で実践力の民法、不登法は読み終えることができます。また継続することにより、さらに早く読めるようになります。
    http://sihoushosi-goukaku.seesaa.net/article/376494683.htmlに記載した通り、試験直近時には、私は実践力のテキストを1日あたり4~5冊程度読みましたが、何度も読込み記憶することによって、このように読むことが可能となります。
    今の時点では、繰り返しになりますが、1日1冊程度読めれば十分ではないでしょうか。
    私は、この時期はまだ暗記しようという意思は持っていませんでした。
    暗記を意識して読み始めたのは、年明け実践力の個別科目答練が始まってからです。
    個別科目毎に範囲が示されるので、その範囲のテキストをまずは答練のために記憶を心掛けました。
    ただ、今思うのは、年明け答練が始まると相当勉強時間がハードになります。そのため、年内から記憶しておけば、もう少し余裕をもって勉強できたとは思います。
    もし、ツルカメさんが、時間的に余裕があるのであれば、記憶を心掛けて読むことも良いかと思います。ただ、そこまでの時間的余裕が無いのであれば、年明け答練が始まってからでもよいと思います。
    なお、年明けの個別科目答練の範囲ですが、民法は3回に分けて範囲が示されますが、不登法の範囲は、昨年同様であれば、範囲は全部です。つまり民法3回目の答練から1週間で不登法全範囲を記憶しなければなりませんので、ご注意ください。
    その意味では、不登法については、年内に記憶を心掛けてもよいと思います。
    勉強頑張ってください!
    宜しくお願い致します。

  9. つるかめ より:

    @40さん、返信のコメントありがとうございます。
    昨夜、寝る前に読んで「合格するにはこのくらい勉強するべきなんだ。」と、ちょっと衝撃を受け、頭が興奮してしまい、久しぶりにあまり眠れませんでした(いやー、恥ずかしい限りです)。
    実践力パワーアップのガイダンスで、根本講師が「ここにいるのは、今年初受験組が多いのかも知れません。そんな人の中には『午前午後とも24点ずつ取れた。初受験にしてはまあまあだ。』なんて思っている人がいるかも知れません。でもそれは」ここで一息入れて大声で「違う!!!基準点にも達していない皆さんは門前払い組みです。よほどこの1年気合を入れないと巻き返すことなんて出来ません!!」と言っていたのを思い出しました。
    私は、初年度は講座で直前チェックを併用するように指導され、復習時にこれを使ってきました。とにかく年齢のせいか(40代でも前半ではありません)勉強に時間がかかります。。直前チェックに載っている過去問は殆ど3回以上はしていますが、それ以外の過去問は殆ど手をつけずに受験を終えたものですから、年内からある程度過去問をしています。
    テキストの暗記、私の場合、「このページを自分の言葉で説明できるように。」と言うスタンスでしていることもあり、時間を掛け過ぎているのでもう少し気軽にし、スピードアップを図ります。
    民法は基礎講座でしているときには苦手意識はあまりなかったのですが、模試や答練で出来なく、且つ本試験でも一番正答率が低かったことから本試験までの暗記中心→理解中心にしています。苦手意識が抜けるまで(遅くても年内いっぱい。出来ればもう少し早くオートマは卒業)実践力と併用しながらオートマも利用し、後は実践力で行こうかと思います。
    因みに商業登記も苦手ですが、今年の問題が簡単だったので7問正答、民訴系も苦手ですが、7問中4問正答でした。民訴系も必要に応じてオートマを併用することもあるかも知れません。
    しっかりしたインプットがないとアウトプットも厳しいと思いますので、とにかく進歩が遅い私ですが、頑張ります。
    ありがとうございます。

  10. @40 より:

    根本講師は昨年の場合、答練の解説を受け持っていました。話しかたに抑揚というか、ちょっと熱血的な面もあるので、聞きやすいですよね。
    ここまでやるのか、というのは、私がやった論点の書き出しのことでしょうか。
    私も、つるかめさんと同じく40代ですので、時間的にも余裕がなく、とにかく今年受かることに必死でした。
    そのため、中途半端なことはしたくなかったのです。
    実は、大学受験の際、私は私大文系だったので、世界史を受験したのですが、その際も山川の用語集を全部覚えて受験に挑みました。
    その経験から、中途半端ではなく、しっかりと覚えれば合格できるという考えを持つようになり、それが今回もあのようなやり方をとった理由です。
    おそらく、今勉強されていて、「これはどうしようか」、「どこまで記憶するべきか」と悩まれることもあると思います。
    私が言えるのは、そうした場合にも妥協せずに、記憶するよう努めれば結果はきっとついてくると思います。
    私のような、おそらく年下の人間が言うのは失礼かもしれませんが、つるかめさんのコメントの文章から、きっと学力的な素地は高い方なんだろうなと推察しております。
    進歩が遅いというのもきっとご謙遜だと思います。むしろ、司法書士試験は範囲が膨大なので、皆そのような感覚は持つと思いますよ。
    また、ご質問があればお気軽にしてください。よろしくお願い致します。

  11. キリン より:

    はじめまして。
    勉強はじめてまだ間もない者です。
    私はオートマをテキストに進めています。
    とても分かりやすくて気に入ってますが、やはり情報量が少ないというのは少し不安です。
    できればオートマをメインにと考えていますが、科目によっては違うものに変えた方が良いのでしょうか?
    それとも科目によってオートマにプラスして行った方が良いでしょうか?
    まだ不登法にも入ってない段階なので変更はできます。
    いきなりの質問ですみませんが、アドバイスいただけたらと思います。
    宜しくお願いしますm(_ _)m

  12. @40 より:

    >キリンさん
    はじめまして、コメントありがとうございます。
    私が、情報量が少ない印象を持ったのは、LECの講座を受講した際に、オートマ上に記載のない論点が幾つかあったことが理由です。
    個人的な感覚では、オートマはLECのテキストに比べると8割程度の論点の記載に留まるように感じます(個人的な印象です。しっかりと比較した訳ではないのでその点はご容赦ください)
    キリンさんは、勉強を始めて間もないのですよね。不登法もこれからということは、現状は初学の段階であると推察します。
    したがって、現状はまず全く知らない知識を一から学ぶという段階であるため、そういう方にとってはオートマは非常に効果的な書籍と考えます。
    合格するためには、基礎力がないといけないため、まずはオートマで勉強をされているのは間違いではないと思います。
    情報量が少ない部分はありますが、初学の段階では、情報量よりも基礎力を磨かれる方が良いと思います。一通り全科目を勉強し、いよいよ本試験に臨む段階になったときに、オートマでは若干情報量が不足するために、1冊で合格できるテキストに切り替えれば良いと思います。
    また、文面からおそらく独学でまずは勉強されているようにお見受けしますが、仮に他の市販書籍に変更されても、予備校のテキストに比べると情報量は落ちると思われます。
    つまり、確実に1冊で合格できるテキストを得るためには、予備校に申し込む方がよいということになりますが、もしキリンさんが既に一応全科目に目を通している中級者以上の方であれば、この時期からでも予備校を受講するのもありかと思います。
    予備校の講座には初学者用と中上級者用の講座があります。もし、来年の試験を目指されるなら、カリキュラム的に中上級者用の講座に申し込まれるしかありませんが、初学の段階だと難しく感じてしまうかもしれません。
    初学者用の講座であれば、そちらに申し込むのもありかと思いますが、その場合はカリキュラム的に再来年の試験が目標となるでしょう。
    キリンさんが、もし来年の試験で一発合格することを希望しているのであれば、中上級者用の講座を受講しても良いと思いますが、中上級者用の講座は論点を簡略化して記載している部分もあり、講義の説明も限定的な部分があるため、前述の通り、難しく感じてしまうことが十分予想されます。
    ただし、来年合格することを希望されているのであれば、それは乗越えるしかありません。
    一方、再来年の試験が目標であれば、現状はまずはオートマで基礎的な知識を得て、来年の夏から始まる中級者用の講座に申し込まれるのが良いと思います。
    初学者用の講座に今から申し込まれるよりも、オートマ⇒中級者用の講座と経由した方が費用的も安く済むと思います。
    (私が受講したLEC実践力講座は、早割で25万程度で受講できました)
    最後にキリンさんが、独学で来年の試験に合格することを目標とされているのであれば、テキストはオートマシリーズ1冊に絞って勉強された方が、数冊を用いるよりは効果的だと思います。結局のところ、市販のテキストはいずれも情報量的に予備校のテキストに比べると落ちるため、キリンさんが分かりやすいと感じているオートマを使用された方がいいと思いますよ。
    私は使っていませんが、プラスαでオートマプレミアムを併用すると情報量の不足も軽減されるのでは、ないでしょうか。
    最後に、年明けから始まる予備校の答練のみは、申し込まれた方がいいと思いますよ。
    理由はhttp://sihoushosi-goukaku.seesaa.net/article/376635029.htmlに記載しましたが、有効な記述の練習ができるからです。またキリンさんのように独学で勉強されている方にとって、択一の答練も効果的だと思います。

  13. キリン より:

    @40さん、
    ご丁寧な返信ありがとうございますm(_ _)m
    こちらの説明もしっかりしていなかったのに、詳しく説明していただいて感謝します。
    私は来年の合格を目指してます。
    @40さんの言われるように、気に入ってるオートマ一本で行くことにします。
    もし余裕があればプラスで考えるかもしれませんが、時間的にもいっぱいになりそうです。
    市販のテキストの情報が分からなかったので少し不安がありましたが、これでオートマに専念できます。
    記述式のアドバイスもありがとうございます。
    答練はまだまだそのレベルではないので受けないつもりでしたが、時間に余裕が出来そうなら記述式のために受けることも考えてみようと思います。
    ありがとうございましたm(_ _)m
    新しい方のブログもまた拝見させていただきます♪

  14. @40 より:

    >キリンさん
    来年合格されるとよいですね!
    来年合格を目指されるなら、答練は受けておいて損はないと思いますよ
    それによって、自分の実力や、予備校生の勉強している内容が分かると思います。
    またご質問があればお気軽にしてください

  15. キリン より:

    @40さん。
    いろいろありがとうごいます。
    またご質問等させていただくかもしれませんが、宜しくお願いしますm(_ _)m

コメントは受け付けていません。