6月末の今日

6月

 今日は6月30日です。

 司法書士業界に限らない話かもしれませんが、司法書士にとって、3月、6月、9月、12月は比較的忙しい時期とされています。実際に、この時期の登記申請数は増加します。上場している各金融機関の決算は、3月末が多く、結果として、3月末はもちろん、四半期毎の末日に、多くの融資が発生し、司法書士の登記業務も増えるのです。

 最近は、司法書士業界全体でみても、金融機関からの仕事は減少傾向にあると思われますが、それでも金融機関お抱え司法書士として業務されている事務所などは、今日あたりは相当忙しいことでしょう。また、金融機関からの仕事がない事務所や登記がメイン業務ではない事務所であっても、3月決算や6月決算の会社も多く、世間一般がこうした傾向に影響されることもあり、やはりこの時期は忙しくなることが多いように思います。

 私はといえば、今年の6月はまあ普通でした。良くも悪くもない、そんな感じです。というより、開業時から2、3年までは、月の売上を気にすることもありましたが、ここ数年は、月の売上に一喜一憂することもなくなっています。これは、売上が立っている立っていないということではなく、あまり逐一気にしても、精神衛生上もよくないですし、それよりも、前を向いて日々生活していくことの方が大事だと考えているからです。

 また、私は、年初の段階で、生活費、事務所経費、各種税金などを控除し、仮に売上が0だったとした場合の12月末時点の現預金の残高をまず試算することとしています。そこから、日々の経費を控除し、売上額を加算していくことにより、年末時点の最終的なキャッシュを常に把握しています。つまり、キャッシュフローを念頭においているため、月当りの売上の多寡は、当然に最終的なキャッシュ額に影響しますが、常時、一業務毎に売上額は織り込み済みであるため、月単位の売上で判断することはありません。

 これは、性格的な面もあるのかもしれませんが、年末時点での現預金残高を元にそこから全ての試算を始めることは、結構お勧めです。年末の残高を知り、そこから、さらに来期の租税公課などを控除した額を、あらかじめ予想しておくと、確定申告時や翌年の租税支払時にも、想定内であることから慌てることもありません。

 

 ところで、今日は月末ではありますが、まだ水曜日です。司法書士あるあるかもしれませんが、まだ今週は残り2日あるにも関わらず、何か感覚的に週末のような気がしてしまいます。この感覚は毎度のことですが、ここ数日、書類の引き取りや依頼者への権利証の届けなど、移動が頻繁にあり、少し疲れ気味なこともあって、よりそう感じてしまうのかもしれません。

 最近は、私の周りでも、権利証などを登記完了後に郵送する事務所も多くなってきましたが、不在が多かったり、あまりに遠い場合は別として、私は、連絡の上、持参することとしています。持参した際に登記識別情報のことなどを一通り説明しています。お金を払ってくれている依頼者なので、そのくらいは当たり前だと思っていますが、愛車のミライースで行ったり来たりして、一日のキロ数が3,40Kmを超えてくると、さすがに疲れてきます。

 本当は、たまっているレシートやその他会計上の記帳もやってしまいたいのですが、明日以降にすることとします。月末は、色々とこうした本筋以外の業務も発生するので色々面倒です。

 とりあえず、6月お疲れさまでした。

 

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